英国 ヴィクトリアンキャット アンティークス

英国 ヴィクトリアンキャット アンティークス



イギリス人は気軽にケーキを焼きます。
それは誰でも美味しいケーキを作れる魔法のレシピを知っているから。

アフタヌーンティーによく登場するヴィクトリア スポンジを始め、パウンドケーキ等のケーキを彼らはたった一つレシピで作ってしまいます。
それは卵・バター・砂糖・小麦粉を同じ量ずつ混ぜるというもので、基本になるのは卵の重さ。

全部ボウルに入れて本当にただ混ぜ合わせるだけなので、焼き時間を入れても30分くらいで出来上がります。

ひと口毎に濃厚なバターの香りとじんわりとした美味しさが広がる黄金比ケーキをこの機会にぜひお試しください

ところで・・
日本人向けにアレンジされていないイギリスのケーキを初めて口にした方は、その舌先が痺れる程の甘さとスポンジの重さに驚くかもしれません。

でも決して決してお砂糖やバターを減らしたり、一般的なケーキレシピにあるように卵白を泡立てたりしてはいけません!

そんなことをすると(悪い意味で)洗練されてしまい、折角のイギリスのケーキらしさが失われてしまいます
(万人向けのお上品な味ではツマラナイ☆)。

甘さと重さLOVE?になるのにそう時間はかからないので、まず最初のひと口を召し上がれ

ヴィクトリア スポンジ
パウンドケーキ

 
 



イギリスケーキ入門編!ヴィクトリア スポンジ


ヴィクトリア時代のカリスマ主婦ビートン夫人が書いたミセスビートンの家政書にも掲載がある、由緒正しいイギリスのケーキ。
アフタヌーンティーにも頻繁に登場するのでご存知の方も多いと思います。

ヴィクトリア時代当時も今もレシピはほとんど同じで、卵:バター:砂糖:小麦粉を1:1:1:1の黄金比で混ぜ合わせます。
 
材料

・玉子 4個(230gくらい)
・バター(玉子と同量)
・砂糖(玉子と同量)
・セルフレイジングフラワー※(玉子と同量)

・イチゴジャム 適量
・バタークリーム 適量

※セルフレイジングフラワーは、ベーキングパウダーが入った便利な小麦粉。
無い場合は、小麦粉100g当たりベーキングパウダー 小さじ弱を混ぜてください。

バタークリームは室温に戻したバターに粉砂糖を混ぜて作ります。
日持ちがするので、多めに作っておくとイロイロ使えて便利です。
 
下準備

・小麦粉をざっとふるい、バターは室温に戻しておく。
(バタークリーム用のバターも室温に戻しておく)
・型にバター(分量外)を塗って、冷蔵庫で冷やしておく。
 
 

作り方

1.ボウルに卵を4つ割り入れて、重さを量る。

2.ボウルに卵と同じ重さのバターと砂糖と小麦粉を入れて、滑らかになるまでかき混ぜる。

3.イギリスのサンドイッチ・チィン※もしくは普通のケーキ型に流し込んで、180度に予熱したオーブンで20〜30分焼く。

4.ケーキを型から外し網に乗せ、冷めたら間にジャムとバタークリームを挟む。

5.ケーキスタンド等に盛ってサーブする。

※サンドイッチ・チィンは厚さが薄いケーキ型です。
ケーキの間にクリーム等をはさみたい時、一般的にはケーキが焼きあがってから半分に切りますが、これははじめから半分の厚さのケーキを焼くことで切る手間と焼き時間を節約します。
同じ型を2つ使って焼きます。


イギリス気分を満喫するワンポイントアドバイス

テーブルで取り分ける時に、シフタースプーンを使ってケーキの上にお砂糖を振ってください♪
こういった場合に日本では粉砂糖を使いますが、イギリスではキャスターシュガー(フラニュー等と普通のお砂糖の間くらいの粒のお砂糖)を使います。
ザラっとしたお砂糖の舌触りがどこか懐かしい
 
あると便利な食器など

・ケーキスタンド
・ケーキナイフ
・シフタースプーン
・トリオ(ケーキ皿付きのカップ&ソーサー)
・ティースプーン
・ティーナイフ&フォーク
・ティーポットセット
・シュガートング


ひと口ウンチク

一般にホールケーキが乗るくらいの大きさのケーキ皿に高さ10〜15cmの脚がついているものを指している場合が多いようです。

ケーキスタンドと似た形のものにフルーツスタンドがあります。
ケーキスタンドの皿面は平らなのに対し、フルーツスタンドは皿面がスープ皿のように湾曲しているのが特徴です。

 
 



変幻自在!パウンドケーキ
(アップルシナモンケーキ)

パウンドケーキは材料に卵・バター・砂糖・小麦粉を全て1ポンド(450g)ずつ使うことから名前が付きました。
今回はレーズン&リンゴとシナモンパウダーを加えてちょっぴり冬を意識したテーストになっていますが、中に入れる素材を他の果物やドライフルーツ、チョコチップやナッツ、ジャム、お好みのスパイス等に変えることによって様々な味が楽しめます。
 
材料

・玉子 3個(175g)
・バター (玉子と同量)
・砂糖 (玉子と同量)
・ベーキングパウダー入りの 小麦粉※ (玉子と同量)
・シナモンパウダー 小さじ1/2

・リンゴ 2個
・レーズン ひとつかみ半

※セルフレイジングフラワーは、ベーキングパウダーが入った便利な小麦粉。
無い場合は、小麦粉100g当たりベーキングパウダー 小さじ1弱を混ぜてください。
 
下準備

・リンゴは皮をむき1?角に切る。
・小麦粉をざっとふるい、バターは室温に戻しておく。
・型にバター(分量外)を塗って、冷蔵庫で冷やしておく。
 
作り方

1.ボウルに卵を3つ割り入れて、重さを量る。

2.ボウルに卵と同じ重さのバターと砂糖と小麦粉、小さじ1/2のシナモンパウダーを入れてかき混ぜ、、滑らかになったらリンゴとレーズンを加える。

3.型に入れ、180度に予熱したオーブンで20分焼く。

4.型から外し、網の上で冷ます。

5.ケーキバスケット等に盛ってサーブする。
 


ひと口アドバイス

中に入れるもの(レーズン&リンゴやシナモンパウダー)を他の果物やドライフルーツ、チョコチップやナッツ、ジャム、お好みのスパイス等に変えれば、アレンジは無限大です
ぜひお試しください♪
あると便利な食器など

・ケーキバスケット
・サービングフォーク
・トリオ(ケーキ皿付きのカップ&ソーサー)
・ティースプーン
・ティーナイフ&フォーク
・ティーポットセット
・シュガートング


ひと口ウンチク

小さく焼いたフルーツケーキやスコーン等の焼き菓子を盛る持ち手の付いた器で、素材はシルバーやシルバープレートが一般的です。
ブレッドバスケットやフルーツバスケットとしても使えるので、一つ持っていると重宝します。

 
 

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